埼玉県道28号旧道 畑隧道@
明治時代のシロモノをこの目で確かめてきた。
↓位置
赤線部が廃道区間、黄緑線部が隧道区間、水色線部は、大幅な土地造成がされて、道筋が不明確な区間です。
今回は南(地図で言う下)側から巡りました。
奥が県道193号で、ちょうど進行方向とは逆を向いて撮影した写真。
この標識が、昔はここが県道であったことを物語っている。
昔ながらの紺色の標識だ。最近では殆ど見ない。
そしてもう一枚。すでにこの辺りからかなり道幅が狭い。見えにくいが、標識の支柱に【県道 青梅飯能線】のステッカーが貼ってある。
再び北へ向かって歩みを進める。
農道のようなのんびりした景色が繰り広げられている。
すると、道端に錆びついた標識を発見した。これも古いタイプのものだ。元々の色は黄色い部分しか残っていない。
やがてゲートが見えてきた。ふと脇に目を向けると制限速度30km/hの標識が。
この速度規制からして、この先の道のりは楽ではない事が分かる。
また、反対側にはカーブミラーが設置されていた。このカーブミラーとゲートの支柱の隙間を縫って中へ入る。
アップでカーブミラーを撮影。錆びつき、庇が壊れかけているコイツはきっと古くからこの道を眺め続けてきたのだろう。
またもや30(ry の標識を発見。これから先コイツをこんなに見ることになるなんて…
観察もこれくらいにして、先へ進む。もう既にここから石垣が現れるなんて…只者ではない予感w
この路面も多くの車を通してきたのだろう。
この奥にはどんな隧道があるのか、想像しただけでもワクワクしてくる。
外側には、自然公園の看板が設置されていた。もう倒れかけている。
カーブを越えると束の間の直線に入る。律儀に路肩にガードレールが続いている。
季節が秋だったこともあり、路面には沢山の栗が落ちていた。
続く